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ボール箱

 半村良先生の短編小説に ボール箱 という作品がある
変な作品の多い半村作品の中でも特に変な話らしい

 段ボールに生まれた主人公 段ボールの性(さが)として
常に箱の中の空間をいっぱいに満たしたいと願っている
 
 段ボールの主人公は流浪の末 池にはまって 水で体が溶けて
死んじゃうんだけど最期は水でボール箱の空間が隙間なく埋められて恍惚の中で死んでいける という話
 
 まあ、段ボールが内側の空間を満たしたいという欲求があるという
前提条件自体がハッキリ言って意味不明なんだけど・・

 なんか、これって、わかるような気がする!!

  これって、日本人だけの感覚なのかな~?
なんか、物にも魂があるみたいな・・
そーいえば、前にラジオで伊東四朗さんが 誰もいない部屋で明りをつけっぱなしにして放置すると電気がかわいそうだ みたいな話をしていた
 
 これもわかるような気がする・・


 あのね、前回、提起した個別包装の味のり問題ってね 
私、包装に使われた袋やトレイが なんだかかわいそうに
なるんだよね
 そりゃ、味のり君は満足でしょうよ
たった3枚で余裕の登場だもん
飛行機で言えばファーストクラス いや、プライベートジェットだもんね

 こっちだって、3枚しか入ってないんだもん
覚悟を決めて必死に味わうよ
 だから、のりの立場としては本望でしょうよ

 問題は包装に使われた側の連中ですよ
彼らにしてみれば、もっともとたくさんの 
味のりで満たされたかったなんて思いがあったんじゃないかな~?
(知らんけど・・)

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