2016年9月8日木曜日

冷蔵庫

我が家の冷凍庫には こんもりとした黒い塊が・・

 ZIPROPの袋に ラップで小分けされた
あんこの塊が鎮座している

 
 親父殿がおととしの暮れに作ったあんこ

 翌年の1月5日に江戸川さくら新町朝市に
参加予定だった 

 このあんこはその時人形焼に使うつもりだった

 
 親父殿が大晦日の夜に高熱をだし

 救急車で緊急搬送

 あの日の状況をおやじ殿は今も覚えていない

 記憶にあるのは翌日元旦のお昼 目が覚めてから 

 

 朝市に使う予定のあんこは我が家の冷凍庫へ・・

 少しずつ食べている

  

 洞窟に閉じ込められた忍者サスケが冷凍マンモスを

 食べ続ける老婆に出会う場面を思い出す
 (若い人は知らんよね・・)

 マンモスは30年食べても前足一本無くならないそうだ

 (それはいくらなんでもオーバーでないかい?)

 


 今日も冷凍の塊りをひとつ取り出し 
 スプーンで削いで

 レンジOKのコップにポトン!

 熱いお湯を徐々にかき混ぜながら加える

 そのあとレンジでグツグツとっ・・

 熱々のお汁粉が完成


 江東屋さんのあんこはつぶ餡 

 粒々を噛み噛みしながら食べる

 おいしい・・・

 ごちそうさまでした! 

 いくら 糖度の高い業務用あんこを冷凍してるとはいえ 

 おと年のあんこは他人には出せない

 
 やっぱり 減ってきたな~

 残りはあと2キロないくらいかな

  全部独り占め

 まだまだ楽しめるけど

 そろそろ新しいあんこ出来るといいな

 頼んだよ おやじ殿・・


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